メタタグにキーワード meta keywords は書いてはいけない
Google は昔から keywords を完全に無視していますし、Yahoo! (YST) も数ヶ月前から無視するようになりました。検索エンジンの中の人が公式に言ってるとはいえ、ホントか? というのも多少あったので、主要検索エンジンのトップページ (co.jp) の構成要素を見てみました。
Yahoo! | Bing | ||
---|---|---|---|
meta keywords | なし | なし | なし |
meta description | なし | あり | あり |
h1 | なし | 画像 | なし |
Yahoo!ディレクトリ登録 | ○ | ○ | ○ |
Jエントリー登録 | ○ | ○ | |
X-recommend登録 |
... keywords 誰も書いてねー。Google に至っては description さえ書いてないし、h1?何それ? みたいな感じです。被リンクが数百万以上、いくつかの内部コンテンツは被リンクが 1千万を超えているので、コンテンツを含めた内部要因はどうでもいいのかもしれませんね。でも 3 社とも、ちゃっかり Yahoo! には登録してます。X-recommend はふぉいあ;jヴぁd。
Google はソースを見ると分かりますが、パフォーマンス最優先です。1バイトでも削りたいというのが分かります。パフォーマンスを重要視しているのは各社同じですが、Google の中の人が SEO をするなら、最初にパフォーマンスチューニングする、と言っているので、SEO 的には最重要なのでしょう。description よりも。ましてや、無視すると分かっている keywords はライバルにターゲットキーワードを教えてあげる以外にはゴミでしかなく、除去するのは必然だったのかもしれません。使用している SEO 関連ツールの SEO スコアを上げるのが目的なら必要かもしれません。
description もコンテンツもほとんど無い場合、SERP に何が表示されるのか気になったので見てみたところ、Yahoo! はディレクトリ登録した文言、Google は dmoz、ここまではなんとなく予想どおりですが、Bing も dmoz でした。なんか意外です。
Yahoo! Japan トップページに keywords はありませんが、Yahoo! Japan 公式 (更新日 2008年9月17日) としては、keywords 書いたほうがいいそうです。なるほど。Google もそうかもしれませんが、本件だけではなく、こういうガイドラインは内容が古くなっているものが多数あるのかもしれませんね。
メタタグ(meta name="keywords")を使い、ウェブページに関連するキーワードをリストアップします。
検索結果でウェブページの表示順序を上げるには - インフォセンター - Yahoo!検索
Yahoo! が Bing に TDP 食らってる件
Yahoo! Japan は誰も疑うことはない日本トップの素晴らしいサイトです。でも素人目に見ると、トップページは発展途上検索エンジンにスパムと誤解される要因がいくつかあるように見えます。
- 機械的に見るとユーザビリティを低下させる (ように見える) 多すぎる発リンク数
- コンテンツのクローキング (と誤解される可能性があるタブ UI など)
- ユーザを欺く (ように見える) 広告と明記されていない広告
- 有料リンクの販売 (Google という会社の認識では Yahoo! は有料リンクではない)
実際には様々な要因を総合的に判断するのだと思いますが、もし私がソースだけで判断するプログラム書いてと言われたとしたら、Yahoo! トップページはアダルトサイトと見分けがつかないかもしれません。前のエントリーで、特定キーワードでは Yahoo! が Bing で表示されないと予想したのは、これらの要因と Bing の SERP は各分野の著名サイトが欠落していたからです。