他の人の日本語が気になってしょうがない件
私も Pleiades 配布当初は知らなかったのですが、Eclipse NLS の翻訳は日本で一般的になっている JIS ではなく、基本は IBM NLS 翻訳ガイド に沿ったものです。Pleiades も Eclipse の語呂優先で基本はこれに準じています。
JIS と比較した場合の Eclipse 風の主な特徴は
- 長音はのばす
- 英数字と全角の間はスペースを入れる
- カタカナ単語の間は "・" で区切る
JIS に慣れていると Eclipse 風ははっきり言ってキモいです。1 はプロパティー、エクスプローラー、コンピューターという風にのばします。でも clear は "クリア" です。My Computer は "マイ・コンピュータ"(Windows 固有のものを指すため)です。なんだこれw JIS なら 3 文字以上はのばさない (ヘッダとか)、2 文字以下はのばす (エラーとか) と明確になっていますが、この辺は Eclipse NLS 全般に合わせるしかありません。2 は "幅 3 ピクセル" というようにスペースを入れます。3 も最初は変な気もしますが、こんなんです。
Pleiades で確認している時に、あ、間違ってた直そうと思って見たら誰か日本の方が提供された言語パックだったりします。Pleiades の基本方針で言語パック優先としていますが、なんか気持ち悪いです。eclipse.org の訳もだいたい統一されているのですが、サブプロジェクトによってかなり品質が違います。ちなみに BIRT は eclipse.org の訳に合わせる気がさらさらないように見えます。前に Sysdeo に送った Tomcat Launcher の修正訳は取り込んでもらってますが、実はこのあたりが気になってしょうがなかったからです。
俺が細かいのかな。性格は適当だけど。ま、誰もこんなん気にしないんでしょうね。仕事では JIS 標準ですが、途中参入したプロジェクトで "マスタ" と "マスター" が混在してるとなんかあれです。でも普通はそんなとこに工数に割く余裕なんか無いので、なかったことにしたりします。今度、お客さんに言ってみようかな。品質管理の一貫で "マスター" を "マスタ" に統一しますから 1,000 万ください。